1-15. | オラトリオ「シモーヌの受難」15章の音楽で綴る軌跡
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ドーン・アップショウ(ソプラノ)
ドミニク・ブラン(朗読)
フィンランド放送交響楽団
タピオラ室内合唱団
エサ=ペッカ・サロネン指揮
2012年10月19-20日
フィンランド、ヘルシンキ・ミュージック・センター
商品番号:ODE-1217
SAARIAHO, K.: Passion de Simone (La) (Upshaw, Tapiola Chamber Choir, Finnish Radio Symphony, Salonen)
SACD-Hybrid ■声楽曲 ■合唱曲
発売日:2013年05月22日 NMLアルバム番号:ODE1217-5
3)
Ondine
パリのユダヤ人家庭に生まれたシモーヌ・ヴェイユ(1909-1943)。彼女はリセ(高等学校)時代に哲学者アランの教えを受け、その教えに傾倒します。やがて、当時は女子を受け入れていなかった高等師範学校に入学、哲学の教員資格を取得し1931年にリセの教員となります。彼女は様々な国際情勢を肌で感じながら、多くの政治活動に身を投じ、戦争の悲惨さを訴え続けます。ヒトラーの迫害を避けながら、1942年はアメリカからロンドンに移住し、そこでもレジスタンスに参加、結核で体力を冒されながらもハンストを決行。治療と栄養補給の全てを拒否したまま1943年に34歳の若さで生涯を閉じた人です。
この作品はそんなシモーヌの生涯と思想を、作曲家サーリアホ(1952-)がソプラノ独唱、合唱、管弦楽と電子楽器のためのオラトリオとして作曲したものです。 サーリアホは若い頃からシモーヌの文章を読み、強く感銘を受けていたとのことで、このオラトリオを作曲する際も、シモーヌについて多くの考察を重ね、全てを描き出すように務めたと言います。
ここでは歌唱部分を名ソプラノ、アップショウが受け持ち、混沌としたオーケストラの部分はサロネンが見事な陰影をつけています。サーリアホの60歳の誕生日を記念してのリリースとなります。
16分钟前
(税込) 送料込み
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